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日時 2017年11月15日(水) 10:00〜16:30 交流会〜17:30 |
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主催 日刊工業新聞社 協力 FRI;Fractionation Research Inc.(米国蒸留研究機関) |
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会場 日刊工業新聞社 東京本社 東京本社セミナールーム |
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受講料 43,200円(資料代・昼食代・交流会費、消費税込み) |
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好評の日米特別蒸留フォーラムを2年ぶりに開催いたします。蒸留技術が重要な地位を占める化学工業、石油精製工業、食品工業等においては、最近特に事故防止技術、省エネルギー技術、リバンプ(設備能力改善)技術が重要視されています。 そこで本フォーラムでは、世界における蒸留工学研究の第1人者であるホセ・ブラボ博士 FRI新社長をお迎えして最近の日米の蒸留技術開発動向も含めて、経済性に優れ、しかも実用的な蒸留技術の新潮流を、日米の講師が最新の研究成果をもとに分かりやすく解説いたします。米国の研究コンソーシアムFRI で活躍されております実務経験豊富な開発技術者を講師にお迎えすることが出来ました。FRIの開発技術者から最新の蒸留技術を直接聞くことのできる折角のチャンスです。本フォーラムならではの企画です。 講演終了後には、参加者全員による情報交流会を開催いたします。またとない機会でございますので、是非とも関係各位のご参加をお勧めいたします。 (米国人講師の講義では、要点を通訳します。同時に質問は日本語で可能です。) |
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プログラムと講師 |
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講演T 10:00〜11:00 |
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最近の主要な蒸留技術の動向 最新の蒸気圧推算法 蒸留塔の診断技術 振動による蒸留塔の破損 東京理科大学 元教授 工学博士 大江 修造 氏 |
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講演U 11:00〜12:30 |
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米国における蒸留技術の傾向と今後の展望 FRI 会長 博士 Jose L. Bravo 氏 |
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講演V 13:30〜14:50 |
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FRIのプロジェクトに見る最新の蒸留技術の傾向 FRI テクニカル・ディレクター 博士 Ken McCarrley 氏 |
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講 演 W 15:00〜16:20 |
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蒸留塔用トレイおよび充填物の最新の開発傾向 FRI アシスタントテクニカルディレクター 博士 Tony Cai 氏 |
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質疑応答・交流会 16:30〜17:30 |
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交流会(名刺交換会) 16:30〜17:30 |
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講師、参加者相互のコミュニケーションの場です。 |
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講師略歴 |
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大江修造 氏 石川島播磨重工業(現IHI)を経て、東京理科大学教授を歴任。FRI顧問。専門は化学工学。蒸留工学の研究に終始一貫して従事。蒸留塔用アングルトレイを発明、FRIにて開発に従事。現在10社以上でアングルトレイ蒸留塔が稼働中。気液平衡における塩効果の推算法は「大江モデル」として知られている。「物性推算法」「蒸気圧データ集」「蒸留工学」「絵とき蒸留技術基礎のきそ」など著書・論文多数。日本開発工学会会長としても活躍中。2008年、米国化学工学会(AIChE)にて表彰。 |
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Jose L. Bravo 氏 ロイヤル・ダッチシェルを退職後、2017年5月にFRI会長就任。米国における蒸留技術研究のメッカといえるテキサス大学オースティン校にて、斯界の第1人者であった Jim Fair 教授に研究の指導を受け、学位を取得した。米国化学工学会 (AIChE) で指導的役割を果たしている。氏の物質移動に関する論文は多くの研究者が引用している。 |
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Ken McCarley 氏 2014年にFRIに移籍するまでは、企業にて研究開発に従事。オクラホマ州立工科大学大学院にて化学工学の修士号を、コロラド鉱山大学で博士号を得る。石油精製会社において蒸留、抽出蒸留、吸収、吸着、膜分離などの分離操作を使ったプロセスをパイロットスケールによる開発に従事。 |
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Tony Cai 氏 蒸留プロセスおよび蒸留装置の研究に従事。1996年にFRIに移籍するまでは、企業にて研究開発に従事。天津大学の学部、修士課程で化学工学を専攻後、オクラホマ州立大学にて、機械工学分野で博士号を得る。 |
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