アントワン式 |
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アントワン式は蒸気圧を計算する3定数の式である.気液平衡の計算に良く利用される.クラウジウス・クラペイロンの式より高い計算精度を有す.
log10 P = A - B / ( t + C ) ここに,Pは蒸気圧,tは温度であり,A,B,Cはアントワン定数であり,その値は物質により決まり,温度と蒸気圧 の単位で異なる. |
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蒸気圧は により計算する. |
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著者自身が最小二乗法により最適な定数を決定したものである.主要な10物質の蒸気圧計算のためのアントワン定数を掲載しています. | ||
アントワン式: log10P[mmHg]
= A-B/(t[℃] + C) の定数 1705.616 蒸留・蒸気圧・気液平衡・物性推算 化学工学で必要な物性データとプログラム 物質の沸点 主要な600物質の沸点を掲載しています 臨界点 主要600物質の臨界温度,圧力,容積 気体密度 理想気体の密度を計算 高圧気体密度 高圧気体の密度をSRK状態方程式により計算 蒸気圧の計算 主要な100物質の蒸気圧を計算 気液平衡計算1 代表的な系の計算 気液平衡計算2 一般的な系を非理想溶液として計算 マッケーブ・シール法1理想溶液の理論段数を計算 マッケーブ・シール法2非理想溶液の理論段数を計算
上記データの出所は
大江 修造編著
「Excel蒸気圧データ-アントワン式定数集-第2版」
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