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第2章 臨界定数

第2章 臨界定数

物質の臨界点における温度,圧力および容積を,それぞれ臨界温度,臨界圧力および臨界容積といい,この3定数のことを臨界定数と呼ぶ.臨界温度はTc,臨界圧力はPc,臨界容積はVcで表わす。

2.1 理論

水の臨界温度は374.2℃であり,この温度以下では気体あるいは液体として存在するが,374.2℃をこえた温度では気体と液体との区別がなくなる。すなわち,臨界温度を境にして,水の存在状態が全く異なるのである。374.2℃における水の蒸気圧が臨界圧力であり,それは218.3atmである。臨界温度および臨界圧力における容積のことを臨界容積といい,水の場合は3.1cm3/gである.密度に換算すると0.32g/cm3である。

◎本章のポイント◎

純物質の臨界定数を化学構造式から,混合物の臨界定数を状態方程式から求めます.

計算例6題を掲載

巻末に約700物質の臨界定数データを掲載


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